「ロックとは何か?」
音楽が好きな方なら、一度はこの漠然とした問いについて考えたことがあるのではないでしょうか。 「激しい音楽のこと?」「生き様のこと?」「反骨精神?」 私自身も、長い間自分なりの明確な答えを持てずにいた一人です。
今回は、そんな私のモヤモヤを一瞬で晴らしてくれた、**忌野清志郎さんのある「歌詞」**についてお話しします。
「ロックの定義」を考えるとロックから遠ざかる?
以前、テレビ番組『しゃべくり007』に木村カエラさんがゲスト出演された際、まさにこの「ロックとは何か」という話題が出ました。
その時、チュートリアルの徳井さんが放った言葉が、今でも強く印象に残っています。
「ロックってなんだろうと考えることが、一番ロックから離れることだ」
これを聞いた時、私はハッとさせられました。 「確かに、定義しようと頭で理屈をこねくり回すこと自体が、ロックという自由な衝動からは最も遠い行為なのかもしれない」と。
この言葉に深く共感しつつも、やはりどこかで「答え」を求めてしまう自分がいました。
忌野清志郎『Rock Me Baby』がくれた衝撃の答え
そんな迷いの中にいた私に対し、一発で、しかもたった一言で納得させてくれた歌がありました。 それが、**忌野清志郎さんの『Rock Me Baby』**です。
この曲の冒頭、清志郎さんは開口一番、高らかにこう歌い上げます。
「ロックンロールが始まる。理屈じゃないんだ」
このフレーズを耳にした瞬間、私の中で全てのピースがバチっとはまりました。
説明するわけでもなく、議論するわけでもない。 ただ圧倒的な熱量で**「始まるぞ、理屈じゃないんだ」**と宣言するその姿。
徳井さんの言っていた「考えたら負け(ロックから離れる)」というジレンマすらも、清志郎さんは「理屈じゃない」と一刀両断し、すべてを肯定してくれたように感じました。
結論:ロックとは「理屈じゃない」もの
この曲に出会って以来、私にとっての「ロックとは何か」という問いへの答えは決まりました。
ロックとは、「理屈じゃないもの」。
あれこれ頭で難しく考えるのではなく、心が震えるか、衝動があるか。 シンプルですが、これ以上の答えはないと感じています。
もし、あなたが何かに対して「定義」や「意味」を求めすぎて動けなくなっているとしたら、一度この言葉を思い出してみてください。 大切なことはいつだって、理屈の先にあるのかもしれません。



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