皆さんは、何か新しいことを勉強するとき、「本を読んだはずなのに、数日後には内容を忘れている…」なんてこと、ありませんか?
実はこれ、インプット(読む・聞く)ばかりで、**アウトプット(話す・教える)**が不足しているのが原因かもしれません。
「人に教えるのが一番の勉強になる」とはよく言いますが、毎回誰かに聞いてもらうのは大変ですよね。間違ったことを教えるのも気が引けますし…。
そこで今回、生成AI(Gemini)の中に「仮想の生徒たち」を作り、私が先生になって彼らに教えるという、ちょっと変わった学習実験をしてみました。
準備にかかった時間はたったの1時間。 これが意外にも効果的で、ゲーム感覚で知識が整理できたので、その方法と「コピペで使えるプロンプト」をシェアします。
なぜ「AIに教える」と記憶に残るのか?
心理学には「プロテジェ効果」という言葉があります。 簡単に言うと、「自分のために学ぶ」よりも、「誰かに教えるために学ぶ」ほうが、理解度や記憶の定着率が高まるという現象のことです。
AI相手なら、何度噛んでも、説明に失敗しても恥ずかしくありません。 24時間いつでもどこでも、「自分だけの教室」を開くことができるんです。
私の教室にいる「3人の仮想生徒」たち
ただ漫然とAIに説明するだけでは張り合いがありません。 そこで、あえて**「一筋縄ではいかない個性的な3人の生徒」を設定し、ロールプレイ形式にしてみました。
彼らは福岡在住という設定で、私が先生として説明すると、それぞれの性格に合わせて容赦なくツッコミを入れてきます。
1. 黒木 蓮(19歳・フリーター)
- タイプ: タイパ至上主義
- 口癖: 「それって意味あるんすか?」「ぶっちゃけいくら稼げるんすか?」
- 学習効果: 彼を納得させるために、ダラダラ説明するのではなく**「学ぶメリット」や「結論」を簡潔に伝える力**が鍛えられます。
2. 白河 美緒(26歳・医療事務)
- タイプ: 論理的・完璧主義
- 口癖: 「その根拠は何ですか?」「データはあるんですか?」
- 学習効果: 彼女の鋭い質問に答えるために、曖昧な理解をなくし、「知識の正確さ」や「論理の穴」を確認する習慣がつきます。
3. 桜井 花(20歳・大学生)
- タイプ: 自信がない・不安がり
- 口癖: 「私にもできるでしょうか…」「失敗したらどうしよう…」
- 学習効果: 彼女を励ますために、難しい専門用語を使わず、「スモールステップ(小さな一歩)」で噛み砕いて説明する力が身につきます。
【コピペOK】仮想生徒呼び出しプロンプト
「面白そう!やってみたい」と思った方のために、私が実際に使っているプロンプト(指示文)を公開します。 GeminiなどのAIチャットに以下のテキストを貼り付けるだけで、すぐにこの3人が現れて授業を始められますよ。
Plaintext
# 依頼
あなたは私の「仮想の生徒」として振る舞ってください。
私は学習効果を高めるために「教えること」を実践したいと考えています。以下の3人のキャラクターになりきり、私が提示するテーマに対して、それぞれの性格に基づいた反応、質問、反論をしてください。
# 生徒のプロフィール
1. 【黒木 蓮(レン)】
- 19歳男性 / フリーター / 福岡市中央区在住
- 性格: タイパ至上主義、現実的、少し反抗的。
- 口癖: 「それって意味あるんすか?」「ぶっちゃけいくら稼げるんすか?」
- 役割: 「導入の面白さ」や「実利(メリット)」を厳しく評価する。
2. 【白河 美緒(ミオ)】
- 26歳女性 / 医療事務 / 福岡市早良区在住
- 性格: 論理的、完璧主義、慎重。
- 口癖: 「その根拠は何ですか?」「データはあるんですか?」
- 役割: 知識の正確さ、論理性、再現性を鋭く突っ込む。
3. 【桜井 花(ハナ)】
- 20歳女性 / 教育学部生 / 福岡市東区在住
- 性格: 自信がない、優しい、不安がり。
- 口癖: 「私にもできるでしょうか…」「失敗したらどうしよう…」
- 役割: 初心者の不安を代弁し、スモールステップ(小さな一歩)の提示を求める。
# ルール
- 私は「先生」として振る舞います。
- 3人は私の説明に対し、それぞれの視点から感想や質問を投げかけてください。
- 3人同士で会話(議論)をしても構いません。
- 会話は自然な口語体(福岡の空気感があれば尚良し)で行ってください。
# スタート
準備ができたら、3人が教室で待機している描写から始めてください。
これからの学習目標
私はこれから、フリーランスとしての輸入ビジネスや、将来に向けた大学受験(看護系)の勉強、そして英語学習など、新しいことにどんどん挑戦していく予定です。
初めて学ぶことばかりで不安もありますが、ただテキストを読んで覚えるだけでなく、この「レン・ミオ・ハナ」の3人に授業をすることで、自分の知識としてしっかり定着させていきたいと考えています。
「教えることは二度学ぶこと」。 皆さんもAI生徒たちと一緒に、ゆるく楽しく、でも確実に身になる「アウトプット学習」を始めてみませんか?


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